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2011年 02月 22日
建物は低め、低層階を選ぶ ベストな選択はマンションならやはり1階、せいぜい2階などの低層階でしょう。転落事故ももちろんですが、子どもが歩き出し室内を走り回るようになると、下の階の人に迷惑をかけることになり、それがストレスになってしまうこともあり得るからです。眺めは共用施設で楽しむとして、子どもを育てることを視野に入れるなら、低層階を選びたいところです。どんなにケアしていても、ちょっと目を離した隙に窓を開けてエアコンの室外機に上って…などということも十分にありえます。 間取りは2LDK以上、和室があると使い勝手がいい パパやママがゆっくりひとりで休む時間をつくるためにも、家族や赤ちゃんとは別々に過ごせる空間があるといいでしょう。また、両親や友人などに泊まり込んで手伝いをしてもらったり、ベビーシッターさんに世話をお願いするときも部屋があると便利です。赤ちゃんが大きくなってくると荷物も増えてきますので、赤ちゃんの荷物を収容する部屋としても便利です。また、リビング脇にリビングと一体化して和室がある間取りだと、上記の用途以外にも赤ちゃんに添い寝してのお昼寝や、授乳・着替えのスペースとして活用できるのでより使い勝手がいいといえるでしょう。 家事がしやすい作業動線 忙しい子育て世代となると、とにかく家事も同時並行でこなさないと生活がうまくまわりません。ミルクのお湯を沸かしている間に洗濯機を回し掃除機をかけるなど、同時並行で家事を行うことにより短時間で効率よく家事をこなせることがとても重要です。そのためには家事動線も考えたいもの。いちばんいいのは、バルコニー、洗濯・洗面スペース、キッチンといったメインの家事スペースが一直線でつながっていて行き来しやすい3WAYといわれる間取りです。無駄な移動が減るのと、同時並行で家事がしやすいというメリットがあります。キッチンの横にバルコニーがあると、臭いのこもりやすいオムツや生ごみなども一時的に置けたりするので、部屋に臭いがこもらず快適です。 明るい部屋と風通し 子どもが生まれると、とくに赤ちゃんのうちは外に出る時間も限られ、必然的に昼間家で過ごす時間が多くなります。一日中家にいてみると、日の当たらない部屋、光のあまり入らない部屋というのはなんともつらいものです。また、赤ちゃんがいると、洗濯物の分量も増え、せっかく干しても日陰であったり、風通しがよくないと洗濯ものが乾ききらないということも起こり得ます。ママも子供も快適な環境のためには、採光、通風もぜひ意識したいところです。 (千葉由里 ocn不動産)より ゴルトベルク変奏曲(J. S. Bach)/Glenn Gould
by mmarchi
| 2011-02-22 06:58
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